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【Eloquent】has() vs joinSub()

過去の記事でも紹介されていますが、親子(or 1対多)関係にあるModelにおいて、「1つ以上子を持つ親」などの条件で絞り込む際にhas()は便利です。 しかし、has()を使わずともjoinSub()でサブクエリを指定して同じ条件で絞り込む事もできそうです。 どちらを使うのがベターなのか?気になったので調べてみました。

EloquentとQuery Builderのvalue()の違い

Eloquentでクエリする際も内部的にはクエリビルダのメソッドをcallしている事が多いので、何も考えずにクエリビルダで出来ていた事をそのままEloquentで実行していたらハマってしまいました、落とし穴に。おかげで「なるほど、そういう事もあるのだな」位の心構えができるようになりました。今回はそんな気づきを与えてくれたvalue()についての解説です。

toArray()でcreated_at,updated_atのフォーマットが変わる

Eloquentモデルを配列に変換して渡す必要がある際にたまに使うtoArray()ですが。先日何気なく使用していて思わぬエラーに遭遇、原因を調べてみると実はLaravel 7.xから変更されていた仕様でした。Upgrade Guideには目を通していたつもりでしたが、どうしてなかなか行き当たりばったりなキャッチアップになってしまう、Lazy Loadingな私です。

whereInが返す順番

whereIn()はLaravelではEloquentやQuery Builderで良く使われます。特にwith()メソッドでは自動的に。今までこのクエリが返すレコードの順番はたいして気にしていなかったのですが、これはどうしたものか、という状況にぶち当たりました。

古いレコードをプルーンします

古くなってもう要らないDBレコードを削除することを、プルーン(prune)あるいはパージ(purge)などと言います。カスタムのArtisanのコマンドを書いて処理してもいいのだけれど、LaravelではこれがModelの中であるトレイトを使うだけで、組織的できてしまいます。

存在を知らなかったchunkById()

以前にEloquentの出力のチャンキングを紹介しました。処理中のメモリーの使用量を減らすためのチャンキングですが、実行速度が遅いということでそれを改善する対策もこしらえました。3年前以上のことです。しかし、そのためのメソッドがすでにEloquentのメソッドに存在することに最近気づきました。

bulk insertをtransaction処理にする

以前投稿したbulk insertで大量のデータをDBに登録するの記事では10万レコードの挿入をbulk insertで行い、通常のinsertと比べてどれだけ速くなるのか検証しました。結果は一目瞭然で、大量のレコードをDBに登録する際には強力な武器になる事が分かりました。 しかし、前回のコードを実際の運用で使うには1つ問題があります。それはbulk insertの途中でエラーが発生した場合、DBに中途半端にレコードが残ってしまうという問題です。今回はこの問題を解決するために、前回のコードをtransactionに入れ、エラーが発生した際にロールバックされるように改修します。そして、transaction処理にする事でパフォーマンスにどのような影響があるか検証してみます。