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ログイン成功のイベント

ユーザー認証(11)Laravel 5.2 ログインの記録で、ログイン成功後の処理に関して説明しました。

しかし、前回のログインのRemember Meのポストのための調査で、この「Remember Me」がオンになっているときは、先のログイン成功後の処理は、最初のログインのときだけしか実行しないことを見つけました。

つまり、最悪のケース、5年間ログイン成功後の処理は実行されません。同じブラウザを使用してもIPアドレスが変わることがあるし、記録としても不十分となり不都合です。

さて、どう解決したらよいでしょうか?

これにはLaravelのイベントのメカニズムを利用します。イベントの仕組みは、イベントとリスナーの2つのクラスの定義から構成され、イベントのクラスのオブジェクトをプログラムの中でコール(ファイヤー)することでリスナーのオブジェクトのアクションが実行されます。

例えば、ログインが成功したときに希望するアクション(ログインの記録)を実行したいときは、ログイン成功のイベントとそのリスナーを作成します。

ありがたいことに、ユーザー認証に関してのイベントは、すでにIlluminiate\Auth\Eventsで定義されており、Illuminiate\Auth\SessionGuardのクラス内のメソッドで要所要所でファイヤーされています。

イベントの種類としては、以下が揃っています。

Attempting ログインを試みたとき
Authenticated ログイン成功後のセッションにアクセスするとき
Failed ログインが失敗したとき
Lockout ログイン連続失敗でロックアウトされたとき
Login ログインが成功したとき
Logout ログアウトしたとき
Registered 会員登録完了したとき

今回は、Loginのイベントが使えそうです。

コードをチェックしたところ、Remember Meがオンのときも、このイベントをファイヤーします。

最初にログイン成功したときだけでなく、デフォルトでは2時間アイドル後にセッションが切れるときや、ブラウザを閉じて再度オープンするときなど、再度ログインが必要なときにRemember Meの情報を使用して自動ログインするときにも、このイベントがファイヤーされます。

ということで、イベントのクラスはすでにあるので、このイベントに対応するリスナークラスを作成して登録すれば作業終了です。

ログイン成功のイベントLoginに対して、リスナーを作成してみましょう。逆になりますが、まず登録から始めます。

登録は、

namespace App\Providers;

use Illuminate\Support\Facades\Event;
use Illuminate\Foundation\Support\Providers\EventServiceProvider as ServiceProvider;

class EventServiceProvider extends ServiceProvider
{
    /**
     * The event listener mappings for the application.
     *
     * @var array
     */
    protected $listen = [
        'Illuminate\Auth\Events\Login' => [
            'App\Listeners\LoginListener',
        ],
    ];

    /**
     * Register any events for your application.
     *
     * @return void
     */
    public function boot()
    {
        parent::boot();

        //
    }
}

$listenの変数に、イベントに対応するクラスを指定するだけです。

次にリスナーのクラスを作成しますが、先の登録が完了していれば、便利なことに以下をコマンドラインで実行するだけで作成してくれます。

$ php artisan event:generate

もちろん、以下でも作成可能です。

$ php artisan make:listener LoginListner --event=Illuminate\Auth\Events\Login

作成された、リスナーを以下のように編集します。


namespace App\Listeners;

use Illuminate\Auth\Events\Login;
use Illuminate\Queue\InteractsWithQueue;
use Illuminate\Contracts\Queue\ShouldQueue;
use Illuminate\Http\Request;

use App\UserLog;

class LoginListener
{
    /**
     * Create the event listener.
     *
     * @return void
     */
    public function __construct(Request $request)
    {
        $this->request = $request;
    }

    /**
     * Handle the event.
     *
     * @param  Illuminate\Auth\Events\Login  $event
     * @return void
     */
    public function handle(Login $event)
    {
        $user = $event->user;

        $ip = $this->request->ip();
        $agent = $this->request->header('User-Agent');

        UserLog::crate([
            'user_id'     => $user->id,
            'ip'          => $ip,
            'hostname'    => gethostbyaddr($ip),
            'agent'       => $agent
        ]);
    }
}

これで、ユーザーがログインをしたときや、セッションが期限切れで失って自動ログインされるときに、ログインの記録のレコードを作成してくれます。

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