コントローラー中でのルールの共有(3) データをDBに保存
前回において、理想のバリデーションの関数、rules()を作成できたところで、今回は、そのバリデーションチェックを通過した入力データをDBに保存するところを見てみます。
前回において、理想のバリデーションの関数、rules()を作成できたところで、今回は、そのバリデーションチェックを通過した入力データをDBに保存するところを見てみます。
前回で披露したコントローラー中でのルールの共有のメソッドrules()では、新規レコード作成と既存レコードの編集における入力項目の違いを、$actionの引数をswitchで分岐して対応しました。今回は、sometimesを使用してそれらの必要性をなくします。
1つのコントローラの中で、バリデーションに使用するルールをメソッド間で共有したい、とは誰しも思うこと。私もLaravelを習得して以来、管理性が高くしかもすっきりとした方法を求め続けていました。前回で紹介したカスタムルールの登場で、これは使えるんじゃない、という方法を見つけましたので、ここにて披露です。
これまた、5.5で登場した機能で今まで知らなかった機能がありました。
5.5より前のバージョンのLaravelでプログラムをしていたひとたちに取っては、5.5で登場したルールオブジェクトは神の恵みと言ってもいいくらい。カスタムバリデーションを作成するために、Validator::extendはどこに宣言するの?とか、グローバルでどう作成したバリデーションを共有するの?とか、取り掛かる前に悩んでいたのがウソのよう。新登場のルールオブジェクトのおかげで、カスタムルールの作成が楽しくなりました。